おいもの里の村長日記

京都府南丹市でおいも栽培に務める若手農家の日記

農業を家族に手伝ってもらうことについて

こんにちは。

ちゅ~とです。

本日は地域おこし協力隊事務所も模様替え。新しく集落支援員さんも一緒に事務所で働くことになりました!

 

本日はもう3月になるというのにかなり寒く、途中、雪が降る事もありました。

ふせこんでいる芋は大丈夫なのだろうか・・・。

っと思ったら地温は20度くらいあったので全然大丈夫ですね(笑)

 

先日、広島のある農家様に会って来たのですが、家族に農業を継がせるという難しさについて凄く痛感しました・・・。

 

さて、本日は家族に農業を手伝ってもらうということについてご紹介していきます。

 

1.息子や娘が農業を好きになってもらえるための手伝わせ方を

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跡継ぎ問題がしっかりと解消されている農家様はやはり、まず、息子や娘に対する、農業への手伝わせ方が上手いんじゃないのかなぁと思います。

 

僕はこれまで、自分の家族にはあまり農業を手伝わせたくないなぁと思っていました。

なぜなら、自分の価値観やアイデンティティを押し付けたくないからですね。

そもそも僕は自分が仕事をしている姿を身内にあまり見せたくないタイプでして。

 

でも、実際には跡継ぎとしてしっかりとやっている農家の方の話を聞くと、「昔から親父と一緒にやっていた。」という方も多いことに驚きます。

僕は都会っ子なので、「小さいころから手伝わせられて、嫌じゃなかったの?」と思ってしまいます。

 

しかし、「それが楽しかった。」とおっしゃるのです。

もちろん、一概には言えません。逆も当たり前のようにあるからです。昔から農業を手伝わされていたので、嫌気がさしているという方も少なからずいらっしゃいます。

 

おそらくですが、跡継ぎがしっかりといらっしゃる農家様はすごく手伝わせ方がうまいんだろうなぁと勝手に予測していますが、どうでしょうか・・・。

ぜひ、教えてほしいです。

 

2.なんだかんだ、子は親の背中を見る

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そして、跡継ぎのいる農家様はみんなキラキラしてらっしゃいます。

僕が広島県で出会った農家様もこの道何十年の大ベテランさんですが、僅か24歳の僕からも色んなことを学ぼうとする姿勢があり、素直にすごいなぁ~と思ってしまいました。

 

昔の慣習に縛られず、いつでも今と未来のためにキラキラとやっている姿。

例え、所得が安くても、安定しなくても、子は親の財布ではなく、背中を見ているんだなぁと思いました。(もちろんお金も大事。)

実際その方はしっかりと跡継ぎがいらっしゃいます。

 

3.今後家族を持つ者としての姿勢

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僕は今はまだ、一人身ですが、いつかは家族を持ち、息子や娘を持つ立場になります。

今のところは死ぬまで農業を中心に走り続けようと思っていますが、果たして、自分の家族に自分の仕事について、どう語っていくのか、そしてどう手伝ってもらうのかはものすごーーーーーく遠い目で見て重要だなぁ・・・。

 

良い背中を見せられるように、まずは今年、第一歩を頑張ろう!