おいもの里の村長日記

京都府南丹市でおいも栽培に務める若手農家の日記

はじめましてのご挨拶

1.京都南丹おいもの里 吉田宙斗と申します。

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初めましての方は初めまして、そうじゃない方はこんにちは。

京都府南丹市で2019年9月~甘藷栽培を手掛ける吉田宙斗と申します。

今回、新たな挑戦として、ブログを初めてみたので、どうぞよろしくお願いします!

ちなみに僕はSNS系統が結構疎い方で、こういうの続いたことないのですが、ゆる~く長く続けていけたらと思っています。

 

・京都南丹おいもの里って?

まず、「京都南丹おいもの里」ってなんぞやという話をします。

京都府南丹市という地方でさつまいもを中心に農業をやっている事業です。今のところ、メンバーは僕一人ですが、どんどん輪が広がればと思っています。

 

やっているのは畑仕事だけではありません。

農業をしたい!土に触れてみたい!という方のために、農業体験もすることができます。

また、新規就農者のためのセミナーも随時開催しているので、どうぞお問合せフォームからご連絡ください。

 

・吉田宙斗について

自己紹介させていただきます。

名前は「ひろと」と読みますが、友人には「ちゅーと」で通っています。

1995年12月、兵庫県尼崎市で生まれました。

大学を卒業後、数あった公務員の内定を辞退し、若いうちは色んな世界を経験したいということで、一般企業に入社しました。

6次産業化を進めている会社で、農業部門に配属され、福島県楢葉町へ。

原発事故による田畑の耕作放棄化に歯止めをかけるべく、30haの面積をさつまいも畑として開墾をしてきました。

2019年9月より、一般企業を退職して、南丹市の地方創生を担うために着任しました。

 

2.若者が農業で成功する事例を作る

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昨今、農業をしたいという若者が増えているそうです。

しかし、実際にはそういう情報に対し、地域にある耕作放棄や担い手不足の問題は解決されていません。

これは、単純に農業をしたい若者が入ってはくるけど、定着しない、もしくは農業の現実を目の当たりにして挑戦すらしないというのが理由なのだと思います。

僕自身はどちらかというと、初めから農業に興味があるわけではありませんでした。

前職でも、ただ単に、東北で仕事がしたいと思っていただけですし、農業に対して何の思い入れもありませんでした。

事実、学生の頃は文学部出身で、全然農業とは無縁でした。

しかし、実際に仕事でやってみると、段々楽しくなってくるものです。JA出身の先輩から知識を叩き込まれ、時には自然災害にさいなまれ。

苦しいことはたくさんありましたが、それを含めて楽しいと思えるようになったからこそ、今、僕は半独立して農業をしています。

 

「僕自身が、京都府南丹市で農業を成功させた若者の事例になろう。」

 

野心や野望ではなく、これこそが、地域のためになる最もスピード感ある手段だと思うのです。

誰だって、いい匂いのする場所には行きたくなります。それと同じです。

南丹市は決して農業をする上では簡単な土地柄ではありません。

平地よりもむしろ山間部が多く、雪も降ります。獣害も無視できません。

しかし、難しい場所で成功させるからこそ、意味があると思うのです。

 

何年先になるかはわかりませんが、いつか、南丹市でたくさんの若者が農業を営み、それを経験あるご年配の方々が見守っている、そんな風景とビジョンを作り出せればいいと思っています。

 

3.本ブログについて

本ブログでは、僕の日々の業務はもちろんのこと、農業ビジネスに関わる様々なことをご紹介していければいいなと考えています。

ぜひとも、気が向いたときにご一読していただければと思います。