おいもの里の村長日記

京都府南丹市でおいも栽培に務める若手農家の日記

今年度の振り返りとこれからの吉田式農業のこと

今年ももう数時間で終わりですね。

今年は本当に色々ありました・・・。

僕にとって、人生の転機となるようなことがたくさんありました。

そういうことで、本日は今年の振り返りと、これから吉田式農業はどこに向かっていくのかということについて語っていきたいと思います。

 

1.福島県楢葉町での経験

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まず、なんといっても、前職で福島県楢葉町にて仕事をできたのは本当に良い経験でした。職場環境は決して良かったとは言い難かったですが、そこに住む方(特に飲食店の方)にはたくさんお世話になりました・・・。

退職が急になったせいで、ご挨拶に行けなかった方も多かったのが少し悔やまれます。

 

福島県で30haという大規模農業を経験できて本当によかった。

本当に苦しかったし、本当に辛かったけれど、なんとかやりきった燃え尽きにも似たあの達成感。

もう人生においてあれ以上は味わえないかもと思っています。

 

朝3時に起き、19時、遅ければ21時に帰る毎日でした。

あの生活には正直もう戻りたくなかな(笑)

 

2.挫折と退職

仕事内容が苦しかったというのもあったけれど、何よりも会社のやり方や上司とそりが合わなくなり、僕が理想とする地域創生がこの会社とこの町には到底ないことにも気づきました。

結局退職を決意。

元々同期の中でも一番の問題児とされていたので、そこまで惜しまれもせず、結構簡単に辞めることができました。

 

しかし、実は僕にとって新卒で入った会社を辞めることは大きな挫折でした。

今後、こんな自分を拾ってくれる社会はあるのだろうか。

ほとんど自暴自棄でした。

 

3.地域おこし協力隊としての再起

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次の就職先に迷う中、南丹市とは別の自治体の方から「地域おこし協力隊」という働き方があることを知りました。

最初は自分の向上心の無さや意識の低さのため、「自分には向いていない。」と固辞していましたが、結局は押しに負けて応募。

そして出会ったのが南丹市という自治体でした。

 

自分がこれまで培ってきた些細な経験で地域に何ができるのか。

 

それを考えた結果、行き着いた答えが「農業」でした。

もうあんなしんどいことしないだろうなぁと思ってたんですけど、不思議としようと思ったんですよね。

 

4.これから吉田式農業が向かっていく先

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さて、波乱万丈な2019年を送ってきましたが、これから僕の農業がどこに向かっていくのか。

まず、しっかりと真心を込めた、正直な農業・ビジネスをしようと思います。

利益が大事であるのは言うまでもないですが、それを第一主義として、日本国民の食卓守り、農業という職を守るという使命を忘れてはならないと思っています。

 

具体的な目標は明日、新年が明けてから発表したいと思います!