おいもの里の村長日記

京都府南丹市でおいも栽培に務める若手農家の日記

育苗は順調に進んでいます・・・!

こんばんは!

ちゅ~とです。

昼間、作業をしていると、じわっと汗がかくくらいに温かくなってきましたね。相変わらず夜はめちゃくちゃ寒いですが(笑)

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さて、そんな春の陽気に誘われるかのように、我が家の桜は満開です。

 

繁忙期が近づくにつれ、やることがかなり多くなってきました。

忙しくなるって案外嬉しいものだなぁ~。

 

1.ぐんぐんと育つ苗

先日、発芽を確認してから、なんと土から幼い苗が顔を出してくれました!

ついに!嬉しいですね。

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発泡スチロール育苗の方から先にこんにちは。やっぱり、発泡スチロールは夜間、熱を逃がしにくいので発芽が早くなったのではないかなと思っています。

 

しかし、油断をしていたらどんどん伸びてくる・・・。

1日でなんとこれだけ伸びてしまうのです。

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これはもしかすると、5月頭には採苗できるかもしれませんね。

 

冷床の方も発芽は確認できていますが、まだそろっていません。

早く出てきてくれないかなぁ。

 

ハウスの中は昼間、閉め切っていると40℃以上になってしまうこともあるので、30度くらいになるように温度管理をしています。

苗にとって、最適な条件になるように・・・!

 

2.資材も納品されました

そして、注文していた甘藷の資材が届きました!

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大体これで10a分、全部。

化成肥料は3-10-10の甘藷専門肥料を利用します。さつまいもはよく無施肥でもよく育つといいますが、それは間違いです。

 

正しくは、窒素分を与えすぎるとツルぼけと言って、地上部の蔓ばかり伸び、芋がつかないという現象が起きてしまうということです。

逆に肥料を与えてやらないと、初期成育が著しく遅れたり、リンカリの欠乏症によって条溝が出来たり、肥大化が遅れてしまったりすることも。

 

前年度作付時に残った肥料量をしっかりと割り出してあげて、与える肥料を選択しましょう。

 

3.コロナウィルスで大変ですね・・・

本日夕方、ついにコロナウィルス対策として、緊急事態宣言が出されてしまいましたね。

幸い、京都は指定を受けていませんが、油断は禁物。

 

実家が兵庫県神戸市なので、帰ることも難しくなってしまいました。

こういう情勢の中、売り先もかなり四苦八苦しているみたいですが、なくなってしまった需要はいつか回復するもの。

取り敢えず、農家の僕はしっかりと良い作物を作っていきます。