情報は本やネットにはない。
表題を見た方、
「ついにこいつ意味のわからんことを言い出したか・・・。」っと思っていませんか?
安心してください、吉田はいつでも若干頭のネジが一本外れているで有名です。
今回の記事は僕が仕事をする上で大事にしていることの一つ、情報収集はネットや本に頼らないことについてです。
僕は基本的にネットや本では情報を収集しようとしませんし、そこから拾ってきた知識だけで話をするような人はあまり鵜呑みにしていません。
特に横文字が嫌いなもんで、日本語で喋れやって言っちゃうほど(笑)
一見時代に逆行している理念ですが、実は、ちゃんとした理由があるのです。
1.ネット情報は早いけれど
ネットの情報は確かに早く、地球の裏側から来ている情報でも瞬時にキャッチすることができます。
でも、その情報に、一体いかほどの価値があるのでしょうか。
Googleから得られる情報なんて、正直、みんなが知っていることですから、ほぼ無価値だと思うんです。
それでもその情報を持っているか持っていないかを比べると、持っていた方が良いかもしれませんが、ネットで調べて得られる情報の重みなんてたかが知れています。
早いけれど、鵜呑みにしてはいけないし、正確か不正確か見極められる人間でないと中々ネット情報というのは扱いが難しいですね。
2.ネットや本の情報は本当に「正しい」か?
次に、ネットや本の情報が必ずしも自分にとって「正しい」かどうかわからないということです。
これは前述した、正確かそうでないかということではなく、自分にその情報が合っているか合っていないかという話です。
もう少しわかりやすく言います。
例えば、書店に行けばたくさんのビジネス書があると思います。
「FX投資で年収1億」だとか、「起業家精神」云々だとか、「農業で成功する秘訣」だとか。
でも、絶対に本に書いてあることを100パーセント真似したとて、成功すると思いますか?
僕の個人的な考えなのですが、絶対にできないと思います。
この理由は単純で、本を書いている成功者たる著者が自分の成功した企業秘密の内の内まで明かすと思いますか?
競合相手を作るだけでなんの得にもなりませんよね。
そういった意味で、例え参考にはすれど、絶対真似しないようにしています。
3.本当に価値のある情報は人間の中にある
そういうわけで、本当に価値のある情報がどこにあるのかという議論になりますが、僕は人間の中にあると考えます。
農業ビジネスに手をつけてから、圧倒的に他人様からいただく情報がめちゃくちゃ役に立っています。
謙虚に、いつまでも人から学びたいという意識さえあれば、不思議なことに人間の中にある情報というのは自分の中に舞い込んでくるものです。
(僕がそこまで計算しているわけではありませんが。)
情報は財産です。
情報という財産をたくさん持っている人間が「こいつなら私の情報(財産)を分けてもいいかな。」と思ってもらえることが大事だと思います。
ネットにはない情報を得ることのコツは案外アナログで人間味のある暖かな場所にあるのかもしれませんね。