これから地域おこし協力隊になろうとしている方に読んでほしい記事(赴任前編)
みなさん、こんばんは。
本日は体調が優れず、急遽お休みをいただきました・・・。一日中ベッドで寝ていたせいか却って体がだるい(笑)
そういうことで、体と脳みそをしゃっきりさせるために休もうとしていたブログの執筆をすることにします。
さて、本日何を書こうかとベッドの中で考えていたところ、とある友人から「地域おこし協力隊ってええな!」っと言われて色々話をしたんで、これから地域おこし協力隊になろうとしている方におすすめしたいことを書いていきます!
本日は赴任前編ということで、面接とか、そういったことが中心になる予定。
1.地域おこし協力隊イベントには行こう
まず、地域おこし協力隊になる道筋はたくさんあります。
自治体のHPを見れば募集要項が載っていますし、下記JOINと呼ばれる協力隊のマッチングサイトを見れば各自治体が取り組む特色などがすごくわかりやすく載ってあります。
ちなみに僕は南丹市をこのJOINで見つけました。
ですが、Web情報だけに頼ってしまうのは非常に危険。「こんなはずではなかった!」というギャップに苛まれてしまう一つの要因になりかねないからです。
これは協力隊だけでなく、どんな業界でもそうだと思うのですが、「ぶっちゃけた話」というのはほとんどの場合ネットには載りません。
そういう凹凸な話というのは実際に人に会って話さないと出てこないし知り得ることができない情報です。
毎年1度か2度くらいは地域おこし協力隊のイベントがありますので、ぜひ、まずはそちらに参加し、色んな自治体の職員さんや協力隊員さんに会い、たくさんぶっちゃけた話をしてもらいましょう。
ちなみに宣伝ですが、2月2日、東京で開催される「協力隊サミット」では僕と協力隊の先輩が南丹市協力隊としてブースを出すのでぜひ来てください!
2.やりたい事も大事だけれど、忘れてはいけない給与のこと
昨今の協力隊というのは所謂自分のやりたいことをやるという、自己完結型の隊員が多いと聞きます。
もちろん、自分のやりたいことをやることは重要ですし、日本全国広いので、やりたいことをやらせてくれる自治体はたくさんあると思います。
しかし、給与面というのは地域おこし協力隊になる上で無視しては絶対にいけないものです。
この給与については明後日の記事でお話したいと思いますので、ここでは深く触れません。
給料が下がり過ぎて生活レベルの維持ができなくなるという協力隊の話も聞くので、注意が必要だということは言っておきます!
3.志望する地域を決めたらその地域のことは絶対に調べる
さて、自分がどこの地域の協力隊になるのかを決めたら、応募書類をまとめてしっかりと出しましょう。
ここらへんは普通の就活や転職となんら変わりません。
面接前に絶対にやっておくべきことは、志望する地域のことを調べておくこと。
地域がどのような歴史があり、現在どのような問題を抱え、それに対して現市長はどのような施策をしているのか・・・等々。
面接で聞かれるということはほぼないですが、知っていれば「お、こいつやるなぁ。」ってなります。
いや、そもそもですよ。
どんな業界でもそうですけど、就職活動先のことを調べずに来るやつがいますか?という話です。
地域おこし協力隊は一般企業に比べて受かりやすいというイメージを持たれているかもしれませんが、普通に落とされます。
舐めてかからないようにしましょう。
4.合格通知後は報告・連絡・相談を欠かさずに
自治体という組織は一般企業よりも更に細かい報告・連絡・相談を必要とします。一般企業出身の方だと「えぇ!こんなことも報告しないといけないの!?」と思うくらい。
合格通知が来た後は特に自治体の方と密接に関わる時間なので、ホウレンソウはしっかりと取ります。
第一印象が全てではないにせよ、赴任までの期間で、大体の人となりは見られてしまうということはしっかりと意識しておきましょう。
5.住居選びは妥協しないで
最後に、住居選びです。
ほとんどの自治体は協力隊に対して住居が貸与されます。特殊な場合は月間一定額を支給され、住居は自分で探して見つけるというパターンもありますけど。
田舎なので、都会ほど清潔感のある家は少ないと思います。紹介される家はほとんどの場合空き家バンクなどに登録されている物件で、湿気が凄かったり日当たりが悪かったりもするでしょう。
家は田舎暮らしの基盤となる場所です。家選びの失敗は田舎暮らしの失敗にすぐ直結しかねません。
だから、住居選びは絶対に妥協しないようにしましょう。
自治体側から物件を紹介される場合も、叶えられるかどうかはさて置いて、希望を絶対に言っておくのが大事。それも先に挙げたホウレンソウの一つなのです。
僕の場合は「結婚を控えている。」ということを伝えておきました。
6.赴任前の一手間が成功の道しるべ
協力隊は一般的なサラリーマンと違い、人となりや人間性というのが凄く大事な職業であると個人的に思っています。
また、地域の方にとってはよそ者の代表に映るわけですから、今後地域に入ってくる移住者を思うと責任は重大。
赴任前に一手間かけることによって赴任後の憂いを無くし、早急に動ける体制を作っていくことが大事なのです。