台所を支えているという意識。(クラウドファンディング宣伝を添えて・・・。)
こんばんは!
ちゅーとです。
昨日から協力隊としての仕事が本格的に年始再開をして、一発目から月1の協力隊ミーティングをしてきました。
南丹市では、協力隊ごとにやることがまったく別ですが、地方創生という共通の目的があるので、話を聞いていてとても面白いですねぇ~。
さて、本日はふとスーパーで買い物をしていた時に考えていたことなのですが・・・。
農家の皆様は「日本の台所を支えているという意識」はあるでしょうか?
本日はそのことについて自分なりに語っていこうかなと思っています。
1.スーパーの野菜って安い
スーパーで販売されている野菜って本当に安いと思いませんか?
たまねぎが一玉30円以下で売られていたり、白菜が100円とかです。
スーパーなどのほとんどが中央卸売市場からの仕入れだと思いますが、消費者に渡るのがこの値段で農家は儲かっているのかなぁ~と思います。
いや、この儲かっているかどうかという点や儲かるシステムについては僕の知識不足なところはあるのですが。
昨今はJAに卸すだけでなく、様々な売り方が模索されつつある農業経営ですが、それでも未だにJA卸が結構強いのも確か。
農家からすれば自分で販路を見つけずとも、規格に合った良いものさえ作る事ができれば、多少価格は安くても安定しますしね。
でも僕がしたいような農業経営ではとても生活はしていけないなぁ~っと思ったり。
2.台所を支えているという意識があるかないか
農業というのは、他のどの産業よりも、より崇高な意識の元に成り立つ産業であると思います。
なぜなら、人間の生命活動、いわゆる食に直結する産業であるからです。
そのため、利益は出さなければならないものの、利益第一主義では亡国への一歩になりかねません。
「農業が儲からない。」と言われている裏には、そういった要因があるのかも。
しかし、それでも現在に至るまで、農家が減少しているとは言え途切れずに成り立ってきたのは「日本の台所を支えている」という意識があったからなのではないかと思います。
先日、僕が書いた記事の内容にもあった通り、「儲からないからやらない。」は農業の世界において、最も言ってはいけない言葉です。
(もちろん、そもそも儲からないとできないというわけではありますが。)
昨今は「付加価値」という言葉が農家の間でもホットなワードになっていますが、これが本当に農業のあるべき姿であるのか、僕も真剣に考えなければならないかもですね。
特に、さつまいものような、古来から庶民のお菓子になっている作物においては、「安くて、美味しい」というイメージがあります。
果たして、そのイメージを打ち壊していくビジネスの仕方を取るのか、はたまた日本の昔懐かしいさつまいもと食卓の風景を懐古主義的に守っていくのか。
悩みどころですねぇ。
<余談>
実は、僕、僭越ながら、クラウドファンディングを1ヶ月前から募集しております。
160万円という途方もない金額を集めようとしていますが、実際には10万くらい集まればいいかなと思っています。
ぜひとも、皆様のお力をお貸しください!
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皆様の温かいご支援が日本の農業を変えるかもしれません!